バーチャナグリフは、画面切替によりアニメーション的な使い方もできます。
前回・前々回は、この機能を被写体の全周回転に使いました。標本撮影なので、昆虫本体は一切動きませんでした。
今回は、生きている昆虫です。アブラゼミの羽化をタイムラプスで撮影しています。自作立体撮影装置を使ったので、左右の画像には一切時差がありません。
立体視で再生をくりかえすと、平面ではわかりにくいいろいろなことが見えてきます。特定の筋(すじ)のようなものが、羽化中の柔らかい本体を支えていること。それらは口吻や体の襞から飛び出していて、何かの組織が変じたものであるらしいこと。45度位に曲がった脚の殻の中も、成虫の脚はトコロテンのように柔らかくなってすりぬけていくこと、など。
vgf ファイルはこちら
http://www.asahi-net.or.jp/~kv9t-kwmr/vgp/semi2f_e.zip
観賞には前々回掲載のスターターキットと、左目が赤、右目が青の赤青メガネが必要です。
